フロアヒンジという言葉を聞いたことはありますか?
ドアクローザーとは違った性能を持ち、マンションや店舗の出入り口の扉に使われることが多いです。
そこで今回は、フロアヒンジについて詳しくご紹介します。
▼フロアヒンジとは?
■フロアヒンジについて
フロアヒンジは、ドアの開閉速度を調整するための装置です。
床に埋め込まれた装置で、一般家庭に設置されることはほとんどありません。
そのため馴染みのない方のほうが多いでしょう。
■フロアヒンジの機能
フロアヒンジはドアが早く閉まりすぎないよう、ゆっくり閉まるようにする機能があります。
ドアクローザーでもスピードの調整はできますが、重量のある扉だと制御できないためフロアヒンジが必要となります。
強いバネとオイルダンパーが付いているので、ガラス扉や金属製の重い扉もスムーズにコントロールできます。
また、フロアヒンジは床に埋め込むので、スッキリとした見た目です。
■フロアヒンジを導入する理由
扉の不具合で、もし人を怪我をさせてしまったら、建物または施設の管理者は損害賠償責任を負わなければなりません。
重量のある扉がすばやく閉まってしまうと、事故に繋がりかねないので非常に危険です。
そのため、フロアヒンジが必要になります。
▼まとめ
今回は、フロアヒンジについてご紹介しました。
重い扉を扱う場合は事故に繋がる危険性があるので、フロアヒンジを導入して安全性を高めなければなりません。
また、不具合などが見られたらすぐに業者に連絡をして対処してもらうようにしましょう。